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(2014/05/12)

群馬県高崎市が目指す「音楽都市」 高崎サウンド創造活動が始動


3月26日にオープンしたTAGO STUDIO TAKASAKI(高崎サウンド創造スタジオ)


一般市民も利用可能な「市民ラウンジ」には軽食コーナーを併設

 地方オーケストラの先駆けとなった群馬交響楽団を生み出し、あるいは毎年、高崎マーチングフェスティバルが開催されるなど、もともと「音楽のある街、高崎」として知られてきた同市だが、現市長・富岡賢治氏の就任後、13年度からは市の事業として「高崎サウンド創造活動」に着手。今年3月26日には、その拠点となる「TAGO STUDIO TAKASAKI(高崎サウンド創造スタジオ)」がオープンした。このスタジオを中心に、プロ、アマを問わず、ミュージシャンらと市民との交流を促進。市内のライブハウスやリハーサルスタジオ、楽器店などとも連携させる取組みを行い、これらを通じて、高崎市における音楽人口の増加、音楽都市としての知名度、ブランド力のさらなる向上を図ることが高崎サウンド創造活動の目的だ。

 TAGO STUDIO TAKASAKIの運営責任者に就任した多胡邦夫氏は高崎市出身、在住で、これまで浜崎あゆみ、hitomi、Every Little Thing、柴咲コウらを手がけてきた作曲家、プロデューサーだ。その多胡氏がコンセプトの立案から始まり、オープン後の運営に至るまでを全面的にプロデュースする同スタジオは、特に生演奏の録音にこだわったハイスペックな環境と、実績あるエンジニア等を特長とする。

 ユニークなのはその料金設定で、プロミュージシャンによる利用の場合、通常料金は1日10万円だが、作品へのスタジオ名などの記載、ミュージシャンによるソーシャルメディア等での高崎関連の書き込み、地元コミュニティFMへの出演等、何らかのかたちで高崎に貢献する場合は、貢献度合いに応じて1日3万円以内という「特別地域振興プラン」が適用される(アマチュアによる利用は選抜審査の上、同1日1万円)。東京から1時間圏内ということもあり、オープン後の稼働状況は非常に良好だという。

 また、同スタジオ2階には軽食コーナーを併設し、一般に開放する「市民ラウンジ」も設置されており、MVやレコーディング風景などの映像を流すが、ここを会場とする各種のイベントも計画。「子どもたちの学習活動の一環として音楽制作の現場を見学してもらうことも計画しています。そんなことも、子どもたちが将来、音楽を志すきっかけになるかもしれませんし、ここでレコーディングされた作品が世の中に出ていくこと自体、地元でミュージシャンを目指す若い人たちの励みになるでしょう」(多胡氏)

 加えて、多胡氏を中心に取り組むデモテープ募集やオーディションなども計画されており、全国的にも例のない、自治体によるこの取組みは、その幅をさらに広げていく予定だ。

(ORIGINAL CONFIDENCE 14年5月12日号掲載)


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