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(2013/10/14)

ディズニーが映画パッケージの在り方を変える新形態発表


「MovieNEX」の第1弾商品『モンスターズ・ユニバーシティMovieNEX』(13年11月20日発売)


「MovieNEX」概念図

 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンが新コンセプト商品『MovieNEX』を発表。第1弾として『モンスターズ・ユニバーシティMovieNEX』を11月20日に発売する。今後、同社では1作品に対して1形態のみを発売。新サービス「MovieNEXワールド」から「映画+新体験」を提供していく。


■映画作品を所有する楽しさを提供していく

 ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンは9月25日に開催した「In-Home ビジネス戦略発表会」において、“映画+新体験”をテーマにした新コンセプト商品『MovieNEX』を発表した。これは、BD とDVD、クラウド対応のデジタルコピー(映像配信)に加え、特設のインターネットサイトを通じて特別コンテンツやイベントなどの新体験を楽しむ「MovieNEX ワールド」の4つがセットになった商品となる。より一層、映画作品の世界観を楽しめるサービスの提供を目指したのが『MovieNEX』と言える。

 発表会に登壇した同社ゼネラルマネージャーの塚越隆行氏は、ユーザーが家庭で映画を楽しむ上での理想形を『MovieNEX』に集約させたと説明する。ユーザーは、一度購入した作品は再生機器の形態にかかわらず生涯にわたり楽しみたいもの。現在は再生フォーマットが増えたことで、選択する手間も増えてしまった。

 新コンセプト商品『MovieNEX』では1作品につき、1形態・1プライス(4200円税込)で発売を行う。1商品を購入すれば、どんなハードウエアにも対応し、場所を問わずどこでも鑑賞したいという要望には、クラウド対応のデジタルコピーが応える。今回新たにiOSとAndroidの両方に対応したことでスマートフォンやタブレットなどでの利用の幅も広がった。


■パッケージ購入後も継続して新コンテンツを提供

 一番の目玉が、オールディズニー体験を基軸とした「MovieNEX ワールド」である。これはパッケージにあるコードを入れるとスペシャルサイトにアクセスでき、そこでしか観られない限定映像や関連楽曲のストリーミング視聴、ゲームアプリ、イベント招待、3D販売、グッズプレゼント、新作映画情報などが入手できる。

 さらにこれらのコンテンツは進化し続けるのもポイントである。特別インタビューやメイキング映像などの映像コンテンツはもちろん、作品に関する様々な情報などが随時、増えていくのだ。また、すでに、Googleやドワンゴといったサポート企業も発表されており、他社との連携からどのようなサービスが展開されていくのか、こちらも注目される。

 また、『MovieNEX』の魅力をユーザーに積極的に訴求すべく組織改編も発表。「In-Home 部門」が新設された。そして第1弾商品として、今夏公開され700万人を動員した作品『モンスターズ・ユニバーシティ』を『〜 MovieNEX』として11月20日に発売する。

 ディズニーやルーカスフィルム、MARVELといった同社が持つブランドを活かす商品として大きな可能性を示すとともに、新たなパッケージ商品の提案として、今後の映画パッケージの在り方にも一石を投じるのは間違いない。なかでも「MovieNEX ワールド」は、作品を軸にユーザーのコミュニティを広げるものだ。ディズニーランドのような広大なユーザーコミュニケーションを作り出していく意味でも、今後のサービス展開が大いに注目される。
(ORIGINAL CONFIDENCE 13年10月14日号掲載)


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