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(2013/08/26)

国内のK-POP市場、ソロデビューも相次ぎ多様化


ファンの消費行動などを調査した『K-POP&韓流白書2012 通期版』(発売中)

 KARAや少女時代などの大ブレイクから一気に日本市場に定着したK-POPシーン。一時の勢いこそ収まった感はあるものの、本年も東方神起、SUPER JUNIOR、BIGBANG、超新星、2PMといった男性グループを中心に堅調なセールスを維持。ソロデビューも相次ぎ、日本国内の活動の多様化も進む。


■コア化するK-POPファンセールスも安定化

 08年→09年で前年比255.8%、09年→10年で194.3%、10年→11年でも123.2%と順調に伸長してきたK-POP音楽ソフト市場。ところが11年→12年では101.1%と、ほぼ横ばいの結果となり、業界内外では「ブーム沈静化」が始まったと見るむきも少なくない。ただし、成長の鈍化は、12年下半期に発生した政治問題に端を発したK-POPアーティストのライブやメディア露出の減少などの影響を少なからず受けた結果とも言える。実際、本年6月に発売した本誌別冊『K-POP&韓流白書2012通期版』内で行った「K-POPファン消費行動調査」(調査期間:13年5月1日〜5月13日※N=529)をみると、K-POPファンの75%は、12年下半期以降も、出費意欲の変化は見られない。一方で好きなアーティストに関しては固定化され始めている傾向もあり「K-POPファン1人あたりの出費対象アーティスト数は、おおむね1〜3組」(62.8%)だった。

 実際、13年の売上をみると、上位に名を連ねているアーティストは、東方神起、SUPER JUNIOR、2PM、超新星、KARA、少女時代など、10年後半からの「K-POP ブーム」を長くけん引したアーティストが多数を占め、彼らに続く、ニューフェイスが登場していないことが窺える。一方で、コアファンをしっかりつかんだ、これらのアーティストは、13年に入ってもセールスの落ち込みはほとんど見られず、東方神起、2PMでは最新シングルの初動売上が前作超えを記録。特に、メンバーのユナクが除隊し、グループに復帰した超新星は、3月27日発売の前作シングル「抱・き・し・め・た・い」が初動4.7万枚だったのに対して、8月7日発売の最新シングル「WINNER」は初動10.2万枚を記録するなど、大幅に伸長している。


■派生ユニットやソロが増加傾向に

 このほか近年、目立ち始めている傾向として、D-LITE(from BIG BANG)や、JUNHO(From 2PM)など、人気グループからのソロ活動の活発化がある。特にBIGBANGでは、リーダーのG-DRAGONが本年4月に福岡ヤフオクドームや京セラドーム大阪などの日本国内ドームツアーを敢行。さらに、V.I(ヴィアイ)も9月25日にアルバム『LET’S TALK ABOUT LOVE』でソロでの日本デビューを予定している。日本国内でのデビューが相次いだ11年〜12年に比べて、本年は、ソロや派生ユニットなど、すでに国内でファンを獲得しているグループによるアプローチの変化がコア層を刺激しているようにも感じられる。なお、東方神起は8月17日、18日に神奈川・日産スタジアムで2days公演を開催し、14万人超を動員。さらに、彼らが所属するS.M.エンタテインメントでは、恒例の事務所主催イベント「SMTOWNLIVE」を10月26日、27日に開催することを発表。BIGBANG も13年年末〜14年年頭にかけて6大ドームツアーの開催を予定。こうしたビッグアーティストが市場をけん引していく流れは下半期も続きそうだ。
(ORIGINAL CONFIDENCE 13年8月26日号掲載)


2013年でアルバムTOP100しているK-POP関連作
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