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(2009/07/13)

7月公開映画展望:『ハリポタ』は洋画興行を救えるか?
夏休み突入の三連休に『ポケモン』&『アマルフィ』と激突

 日本映画が興行収入の60パーセントを占めた昨年の“邦高洋低”の流れは今年に入っても、現在までのところではあまり変わっていない。上半期の洋画は『レッドクリフPart・−未来への最終決戦−』『天使と悪魔』『ターミネーター4』などが気を吐いたものの、『ヤッターマン』や『ドロップ』『クローズZERO ・』『余命1ヶ月の花嫁』、『ROOKIES−卒業−』をはじめ、次々とヒットを飛ばす日本映画が登場して、かなりの苦戦を強いられてきた。

 正念場となるサマーシーズンで状況を打開できるかが今年の洋画興行の行方を占う鍵となるわけだが、迎え撃つ日本映画も話題作が揃っているから、少しも油断できない。

 7月に公開される洋画で最も期待されているのは、やはり『ハリー・ポッターと謎のプリンス』だ。大ヒットシリーズにして、ストーリーもクライマックスを迎えつつあるとなれば、ファンが劇場に押し寄せるのは必至ながら、不安材料がないわけではない。日米同時公開というかたちをとっていることが影響しているのか、現時点ではプロモーションがいまひとつ一般に浸透していない印象だ。もはや超大作のアメリカ映画というだけで観客動員がはかれる時代ではなくなっている。現在の10代から20代前半の層はハリウッド映画よりもむしろ、日本のテレビドラマシリーズの劇場版の方に興味を示すというデータもある。『ハリー〜』はこれから公開にあわせて、どれだけ話題がつくれるか。成り行きが注目される。

 7月で『ハリー〜』に続く洋画となると、この季節にふさわしくアニメーションであり、ドリームワークスの『モンスターVSエイリアン』と『アイス・エイジ3/ティラノのおとしもの』が居並ぶ。どちらも「3-D」が売りなのだが、日本では積極的にアピールしない作戦。上映スクリーン数の問題などがあるにせよ、作品自体の個性を謳わないと、かえって広く認知されないで終わるおそれもある。

 日映画の方は、ほぼヒット規模がみえる『ごくせん THE MOVIE』と『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール アルセウス 超克(ちょうこく)の時空へ』が控え、さらには織田裕二主演、全編イタリア・ロケのサスペンス『アマルフィ 女神の報酬』が早くも話題となっている。こちらはフジテレビ50周年記念作品とあって、大プロモーションは必至。こうなると洋画はやはり不利か。


公開映画リスト

ハリーポッター
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
前作『〜不死鳥の騎士団』の興収は94億円。
シリーズ最終作となる『〜死の秘宝』は2部作として
前編が10年冬、後編が11年夏に公開予定
配給:ワーナー・ブラザース
2009 Warner Bros. Ent. Harry Potter Publishing Rights c J.K.R.

アマルティ
『アマルフィ 女神の報酬』
豪華キャスト、サラ・ブライトマンの主題歌など話題豊富。
6月5日より映画と連動した携帯電話向け動画
『アマルフィ ビギンズ』を毎週1話ずつ無料配信中
配給:東宝
2009 フジテレビジョン/東宝/電通/ポニーキャニオン/
日本映画衛星放送/アイ・エヌ・ピー/FNS27社

(ORICON BiZ7月6日号より抜粋)

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