ヒットがみえるエンタメマーケット情報サイト

  • ORICON BiZ onlineのご案内
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

特集記事一覧 > OC TREND WATCH

(2013/05/13)

村上春樹、新作発売を受け、クラシックアルバムが急伸長


4月12日に発売された村上春樹の新作小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』


4月24日に発売された『『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック』

 4月12日に発売された村上春樹の新作小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。発売前にはタイトル以外、一切の情報を出さない戦略が、ファンの興味・関心を煽り、発売7日目には発行部数100万部を突破するヒットとなった。

 発売後、作品内容が明らかになると、作品名にも盛り込まれたフランツ・リストによるピアノ曲「巡礼の年」が度々、効果的に使用されていることが分かり、作中でも登場するラザール・ベルマンの演奏を収めた『リスト:《巡礼の年》全曲』への関心も高まった。そこでユニバーサルミュージックでは急きょ同作を5月15日に再発売することを決定。さらに、知性派ピアニスト、アルフレッド・ブレンデルが弾く『巡礼の年』も作中に登場しており、関連4タイトルが4月26日より再出荷された。

 村上春樹に関するクラシック作品では、4月24日に発売された『『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック』も初動0.3万枚を売り上げ、5/6付クラシック・アルバムランキング2位(総合25位)を記録する好スタートを記録した。同作は11年11月に発売された小澤征爾と村上春樹による書籍『小澤征爾さんと、音楽について話をする』(新潮社)に登場するクラシックの中で、特に印象的な楽曲をCD3枚に収録したコンピレーション。また、村上春樹による書き下ろしのライナーノーツには、対談本の制作過程や、小澤征爾への思いも記されている。

 なお、8月10日から9月7日の期間で開催される「サイトウ・キネン・フェスティバル(SKF)」では、2年ぶりに小澤征爾指揮による「サイトウ・キネン・フェスティバル松本Gig」(9月6日)を予定。当日は、昨年11月に引退を表明したジャズピアニスト大西順子も出演する。公式HPでは大西と小澤を引き合わせ、今回の演奏会のきっかけをも作った村上による寄稿文も掲載されている。


■関連記事
> 三度浮上し、最高位大幅更新〜佐村河内守が異例のロングセールス(13年4月15日号)
> 『レ・ミゼラブル』ヒット検証〜若い世代にも響いた生歌パワー(13年3月18日号)



つづきはこちら

Go to Page Top

Go to Page Top