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17年末に最もヒットしたデジタルシングルは?

(2018/01/05)

17年12月に最もヒットしたデジタルシングル(単曲)は?

 17年12/25付よりオリコン週間デジタルシングル(単曲)ランキングがスタートした。ここでは、12月3週分(集計期間:12/11〜31)のデータをもとに、17年年末のデジタルシングル(単曲)の動向をレポートする。まず、最もセールスが高かったのは、宇多田ヒカル「あなた」、次いでback number「瞬き」だった。どちらも12月に配信開始となった新曲だ。

 1位:宇多田ヒカル「あなた」(17.12/8配信開始/累積DL数12.7万)
同曲にけん引され既発曲の「Forevermore」「大空で抱きしめて」「花束を君に」も動き、関連作3週分の累積DL数は13.7万となった。週間デジタルシングル(単曲)ランキングの開始が12/25付(集計期間:12/11〜17)のため、配信開始週が含まれていないなかでの貫禄の1位と言えるのではないか。

 2位:back number「瞬き」(17.12/20配信開始/累積DL数11.0万)
年末の音楽特番の軒並み出演し、新曲「瞬き」をはじめ、既発曲の「クリスマスソング」「ハッピーエンド」「ヒロイン」「高嶺の花子さん」などを歌ったことで、新曲「瞬き」配信開始週にはTOP100内に8曲がランクイン。季節要因もあって「クリスマスソング」(累積DL数3.2万)をはじめ、「ハッピーエンド」(同1.4万)、「ヒロイン」(同1.3万)と、新曲以外では上記3曲がけん引。関連作3週分の累積DL数は19.6万となり、新規ファン層の広がりがうかがえる結果となった。

 3位:スピッツ「楓」(17.7/11配信開始/累積DL数4.8万)
 キリン午後の紅茶のCMで、星空に向かって女の子が歌う曲が心に沁みると評判になり、大きく売上が伸長。久々のCMからのヒットと話題を集めた。同曲がけん引する形で「チェリー」「ロビンソン」「空も飛べるはず」もランクインして、関連作3週分の累積DL数は5.5万となった。

 4位:DAOKO×米津玄師「打上花火」(17.8/10配信開始/累積DL数3.9万)
 12/22放送の音楽特番『ミュージックステーションスーパーライブ2017』で同曲を披露して売上が前週の1.6倍に跳ね上がり、翌週もその売上規模をキープしている。DAOKO関連ではこのほか、DOKO×岡村靖幸「ステップアップLOVE」もTOP200内にランクイン。こちらは週間売上0.2万DLをコンスタントに売上げている。
 DAOKOのコラボ相手の米津玄師は、「灰色と青 ( + 菅田将暉 )」(17.10/11配信開始/累積DL数2.0万)を筆頭に関連作8曲(コラボ作含む)がランクインし続けており、1/8付(集計期間:12/25〜31)では自身名義の「打上花火」もランクインしてきた。関連作3週分の累積DL数は8.9万。また、11月1日に配信開始したAL『BOOTLEG』(累積DL数5.2万)のDL数は年末に近づくにつれ再び右肩上がりに伸長した。

 5位:Little Glee Monster「Jupiter」(17.12/3配信開始/累積DL数2.9万)
 人気ドラマ『陸王』の劇中歌として流れ、大きな反響を得た「Jupiter」がコンスタントにセールスを伸ばし続けた。年末の音楽特番に出演して歌った「OVER」や、NHK紅白で披露した「好きだ。」も含めランクインした4曲の3週分の累積DL数は4.2万。「Jupiter」人気によって認知も広がったようだ。

音楽特番で歌えば歌うほど売上が伸長したアーティスト

 上記のback numberは、年末の音楽特番6番組(※)中3番組に出演し、新曲や既発曲を歌う度に、セールスに跳ね返った。彼らに次いいで出演効果が高かったのは、4番組に出演したWANIMAだ。「ヒューマン」(17.10/26配信開始/累積DL数1.9万)を2回、「ともに」(16.8/3配信開始/同1.5万)を3回歌い、2曲の売上がアップすると共に、「やってみよう」(17.3/8配信開始/同1.2万)や「CHARM」(17.4/24配信開始/同0.3万)も動き始めて、3週分の累積DL数は5.0万となった。番組への出演で歌唱曲以外の楽曲も動き始め、かつDL数に大差がないことから、ファンベースの拡大がうかがえる結果となった。1月17日発売予定の新作アルバム『Everybody!!』への助走は完璧と言えよう。

 4番組に出演した平井堅「ノンフィクション」(17.5/14配信開始/累積DL数1.9万)も歌う度に大きく売上が伸びた。とくに、「NHK紅白歌合戦」におけるパフォーマンスの反響が大きかったようだ。年末特番の視聴者には「じっくり聴かせる音楽が届く」のではないか。そう考えさせられた3週間の動きだった。

 同じく4番組に出演した荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」は、Mステで登美丘高校ダンス部と共に出演して以降、売上がさらに加速。「〜(Eat You Up)」(14.1/29配信開始/累積DL数2.3万)、アルバムverを含めると2曲合わせて2.8万DLを売り上げた。

『NHK紅白歌合戦』で反響が大きかった7組



 最も多くの番組(5番組)に出演した三浦大知「EXITE」(17.1/18配信開始/累積DL数1.5万)、3番組に出演したSHISHAMO「明日も」(17.2/22配信開始/累積DL数1.5万)も、出演効果を十二分に発揮したアーティストだ。2組ともに「紅白歌合戦」に出演しており、認知拡大に成功した。
 紅白効果のあったアーティストということでは、上記の平井堅、WANIMA、三浦大知、SHISHAMOに加え、竹原ピストル「よー、そこの若いの」(16.10/26配信開始/累積DL数0.7万)が前週から484.4%アップ、エレファントカシマシ「今宵の月のように」(12.8/9配信開始/累積DL数0.4万)も同じく477.4%のアップ。また、今年9月に引退を発表しており、最後の紅白出演ということで大きな注目を集めた安室奈美恵「Hero」(16.7/27配信開始/累積DL数1.6万)も視聴者に大きなインパクトを与えたようだ。

※:2月に放送された主な音楽特番6番組:日本有線大賞(12月4日)/2017FNS歌謡祭(6日・13日)/ミュージックステーションスーパーライブ(22日)/CDTVスペシャル! クリスマス音楽祭2017(26日)/輝く!日本レコード大賞(30日)/NHK紅白歌合戦(31日)

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