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TV音楽番組の出演効果がダイレクトに表れるデジタルSGランキング

(2017/12/27)

出演効果の高さが感じられたback numberとWANIMA

 例年、11月後半からは各局の年末音楽特番が目白押しとなる。今年も11月15日「ベストヒット歌謡祭2017」(YTV・NTV)、11月28日「ベストアーティスト 2017」(NTV系)、12月4日「日本有線大賞2017」(TBS)、12月6日・13日「FNS歌謡祭2017」(CX)、12月22日「Mステ スーパーライブ2017」(EX)と音楽スペシャル番組の放映が相次いだ。そこで、今回はそれら番組への出演効果の高かったアーティストや楽曲にフォーカスする。


週間デジタルアルバムランキング、週間デジタルシングル(単曲)ランキングのDL数を記載

 これまでの期間で、もっとも出演効果の高さが感じられたのは、back numberとWANIMAの2組だった(表参照)。back number、WANIMA共に、「ベストアーティスト」「FNS歌謡祭」(第2夜)、「Mステ〜」でパフォーマンスを披露している。前者は「FNS歌謡祭」(第2夜)で、12月20日発売の新曲「瞬き」と「ハッピーエンド」、「Mステ〜」で「クリスマスソング」を、後者はFNSで「ヒューマン」「ともに」、「Mステ〜」で「ヒューマン」を披露。両者とも歌唱楽曲以外の楽曲も軒並みランキング上位に再浮上する視聴者の好反応を得た。とくにback numberは新作「瞬き」発売前であったため、歌唱された楽曲「ハッピーエンド」を含めた5曲が12/25付(17.12/11〜17)でTOP100内に5曲ランクイン。また、DGアルバム『アンコール』のセールスも上向きTOP3入り。新作への期待が高まるなか、12月20日についにリリースされた新作「瞬き」は初週売上7.2万DLという高い初動売上を示した。
 
 WANIMAの場合は、歌唱した「ヒューマン」「ともに」に加え「やってみよう」(配信限定)もランキング上位にランクイン。パフォーマンスを披露する度にセールスが伸びていることから、新規ファン層の広がりが伝わってくる。2018年1月17日に発売される新作アルバム『Everybody!!』はビッグヒットとなりそうな予感だ。

しっかり見せて聴かせることのできた楽曲に反応あり

 このほかにも。歌唱する度にセールスが伸びているのが、荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー(Eat You Up)」、平井堅「ノンフィクション」。前者は出演の度に様々なコラボレーションで話題を集めているが、とくに「Mステ」における登美丘高校ダンス部との共演が視聴者にインパクトを与えたようで、18.1/1付デジタルシングル(単曲)で前週20位→7位に急上昇。また、平井堅も圧倒的な歌唱力によって「ノンフィクション」が高セールスをキープし続けている。
 
 また、12月6日にリリースしたDGアルバム『逆輸入 〜航空局〜』(累積売上1.4万枚)をリリースした椎名林檎は、同じく「Mステ」で松崎ナオとコラボした「おとなの掟」バージョンが好評で、0.9万DLを売り上げて1/1付でTOP10入り。この日「Mステ」にはDAOKOも初出演して「打上花火」を披露して、セールスが跳ね上がった。このほか「FNS」「Mステ」に出演したガールズバンドSHISHAMO、「Mステ」に出演したTWICEも反応が大きかった。いずれも長時間の音楽番組であるだけに、選曲と演出がしっかりハマり、しっかり見せて聴かせることのできた楽曲に反応があったように思う。

1/8付デジタルシングル(単曲)ランキングはパフォーマンスの通信簿?

 今後も「日本レコード大賞」、「NHK紅白歌合戦」、「CDTV年越しプレミアムライブ」とスペシャル音楽番組の放送が相次ぐ。デジタルランキングのなかでも、とくにデジタルシングル(単曲)ランキングは、アーティストのパフォーマンスに対する視聴者の反応がダイレクトに表れる。1/8付ランキングは、年末年始に魅力的なパフォーマンスを行ったアーティストの楽曲が上位を占めるに違いない。

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